2007年04月03日

葵祭りの勅使



  スズメダイたちが見まもる前を、威風堂々通り過ぎていく葵祭りの勅使。

和名:トゲチョウチョウウオ
学名:Chaetodon auriga
撮影地:沖縄県座間味村
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:海中源氏物語 和 雅 ミスジリュウキュウスズメダイ  

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2007年04月03日

葵祭



  ケラマの内海には夏になるとキンメモドキが何千、何万と集まってくる所が数多くあり、「ウフミヤー(小魚の家)」と呼ばれている。こういったポイントでは体長数cm足らずのこの魚を狙ってより大型の魚が集まり、さながら海中の葵大祭である。

和名:キンメモドキの群れ
学名:Parapriacanthus ransonneti
撮影地:沖縄県座間味村
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:黄金の魚 大群 キラキラ 海中源氏物語 和 雅  

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2007年04月03日

ニ条院の庭園



  様々な種類のサンゴが競ってその美しさを競う、源氏の館の庭園。沖縄県ケラマ諸島で撮影した浅い海に広がるサンゴ礁。

和名:ミドリイシ群落
学名:Acropora sp.
撮影地:沖縄県座間味村
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:サンゴの白化 環境問題 海中源氏物語 和 雅 冬のイメージ   

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2007年04月03日

冬の二条院



  二条院は源氏の若い時代の館である。白化したサンゴは冬枯れして雪をまとった木々か、それとも草木か。2匹のヤマブキベラが女童のように遊んでいた。

和名:ミドリイシ群落
学名:Acropora sp.
撮影地:沖縄県座間味村
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:サンゴの白化 環境問題 海中源氏物語 和 雅 冬のイメージ   

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2007年04月03日

六条院南東の町



 紫の上居住の六条院南東(たつみ)の町は、春の園。まるで満開の桜のようなうすももいろのエダサンゴの美しさではある。しかしこのサンゴには体内に共生してサンゴの生育を助けている褐虫藻という生物が抜け落ちる「白化現象」を起こしており、この状態が長く続くとサンゴは死滅してしまう。老い先短いサンゴの最後の輝き、といったところか。

和名:ミドリイシ群落
学名:Acropora sp.
撮影地:沖縄県座間味村
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:サンゴの白化 環境問題 海中源氏物語 和 雅 春のイメージ  

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2007年04月03日

六条院



春の日の  うららにさしてゆく船は   櫂のしずくも花ぞ散りける

 太政大臣となった源氏が建設した六条の院もかくありきや、といった風情のサンゴ礁の水中御殿である。ワイドソフトレンズを使用して半水面撮影。島影を配して盆地にある六条院の雰囲気を出してみた。

和名:ミドリイシ群落
学名:Acropora sp.
撮影地:沖縄県座間味村
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:半水面 サンゴの白化 環境問題 海中源氏物語 和 雅 春のイメージ  

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2007年04月03日

青海波



物思ふに立ち舞ふべくもあらぬ身の 袖うちふりし心しりきや

海底の京の底深く、白砂にしつらえられたイソギンチャクの舞殿で、カクレエビたちが美しくも勇ましく青海波(せいがいは)を舞っていた。ケラマ諸島水深30mの海底砂漠にて。

和名:ヒメハナギンチャクとニセアカホシカクレエビ
学名:Pachycerianthus magnus with Periclimenes venusta
撮影地:沖縄県座間味村
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:青 イソギンチャク 砂地の海底 海中源氏物語 和 雅   

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2007年04月02日

三の宮



心もて草のやどりをいとへども なほ鈴虫の声ぞふりせぬ

  つぶらな瞳にオシャレなファッション。実に可愛らしいクロスズメダイの幼魚は、源氏の異母兄である朱雀帝の三の宮。その幼さがゆえに不義の子、後の薫の中将を身ごもり、出産後出家するが、この魚も成長すると、その名のとおりマックロな魚になってしまうのだ。

和名:クロスズメダイ
学名:Neoglyphidodon melas (yg.)
撮影地:沖縄県座間味村
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:海中源氏物語 和 雅   

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2007年04月02日

秋好中宮



心から春まつ園はわがやどの 紅葉を風のつてにだに見よ

 ベージュ色の体にオレンジ色の格子模様。まさに秋を好む中宮にぴったりのファッションである。実はこの格子模様、住み処であるイソバナやヤギの中では絶好のカモフラージュとなっているようである。自宅の鼻先である沖縄県読谷村の残波岬、水深38mで撮影。

和名:クダゴンベ
学名:Oxycirrhites typus
撮影地:沖縄県読谷村残波岬
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:オレンジ色 海中源氏物語 和 雅   

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2007年04月02日

夕顔



寄りてこそ それかとも見め たそがれに   ほのぼの見つる 花の夕顔

 イソギンチャクに埋もれ、顔だけ出してどこか困惑した表情のハマクマノミは夕顔の君。京の下町、夕顔の咲くこじんまりとした屋敷にひっそりと仮住まいをしていた、たおやかな女人。源氏は命のはかなさを知る。

和名:ハマクマノミ
学名:Amphiprion frenatus
撮影地:沖縄県座間味村
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:クマノミ イソギンチャク かくれんぼ 海中源氏物語 和 雅   

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2007年04月02日

末摘花



なつかしき色ともなしになににこの   末摘花に袖をふれけむ

  ひょっとこのお面を思わせるこの面構え。源氏の女性の中では飛びきり異色の存在である末摘花の君はまさにこの魚にうってつけ。だけどこの魚、けっこう動きはすばやいんだよなぁ。

和名:フエヤッコダイ
学名:Forcipiger flavissimus
撮影地:沖縄県座間味村
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:黄色い魚 くちなが 海中源氏物語 和 雅   

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2007年04月02日

桐壺帝



さえ渡る池の鏡のさやけきに 見なれしかげを見ぬぞ悲しき

何もかも悟ったような仙人のような面構えのトガリエビスは、源氏の父である桐壷の帝。源氏と藤壷の間に生まれた不義の子を東宮に立てた。

和名:トガリエビス
学名:Sargocentron spiniferum
撮影地:沖縄県座間味村
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:凛 赤い魚 海中源氏物語 和 雅   

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2007年04月01日

若紫



手に摘みていつしかも見むむらさきの 根にかよいける野辺の若草

源氏が見初めた幼き紫の上である。この魚を撮影していると、コギャルを追いまわすエロオヤジのような気分になってしまうのはなぜだろう。そんな楚々とした美しさを持ったハゼではある。

和名:ハタタテハゼ
学名:Nemateleotris magnifica
撮影地:沖縄県座間味村
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:清楚 ロリコン 海中源氏物語 ソフトフォーカス 雅 和   

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2007年04月01日

藤壷



逢ふことのかたきを今日に限らずは 今いく世をか嘆きつつ経む

若き源氏が密かに思い続ける藤壷の女御は、水深30m以上の内裏の奥深くひっそりと暮らすハゼの仲間。水中で見ると地味に見えるが、人工照明を使えばこのとおり。その美しさはハゼの中でもピカ一だ。ケラマ諸島久場島の水深45mの海底で無減圧限界時間と戦いながら撮影。

和名:アケボノハゼ
学名:Nemateleotris decora
撮影地:沖縄県座間味村久場島
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:紫 シック 海中源氏物語 ソフトフォーカス 雅 和 あけぼの  

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2007年04月01日

光源氏



もの思ふと過ぐる月日も知らぬ間に 年もわが世も今日や尽きぬる

ハナダイの仲間はハーレムを作る。そのなかでもこのスミレナガハナダイは飛びきり麗しい色彩である。潮通しのよいドロップオフの深みでメスからメスに渡り歩いては恋の儀式を繰り返す、魚類界の源氏の君。

和名:スミレナガハナダイ
学名:Pseudanthias pleurotaenia
撮影地:沖縄県渡嘉敷村黒島北
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:紫 海中源氏物語 ソフトフォーカス 雅 和   

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2007年04月01日

六条の御息所



嘆きわび空にみだるる我が魂を 結びとどめよ下がひのつま

美しい花には刺がある。愛と現実の狭間でもがき苦しみ、源氏の寵愛を受けた女たちを次々と刺していった年上の恋人。

和名:キリンミノカサゴ
学名:Dendrochirus zebra
撮影地:沖縄県恩納村真栄田岬
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:棘 危険生物 有毒 海中源氏物語 ソフトフォーカス 雅 和   

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2007年03月23日

明石の上



契りにしかはらぬ琴の調べにて   絶えぬ心のほどは知りきや

朧月夜の君との不倫が元で流された、須磨の地で出会った明石の君。大空に向かって羽ばたいていくようなカクレクマノミは源氏の女性の中で唯一、国母を授かることとなる明石の君の強運をイメージしているようである。

和名:カクレクマノミ
学名:Amphiprion ocellaris
撮影地:沖縄県座間味村
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:ニモ NEMO  共生 イソギンチャク 可愛い かわいい オレンジ 道化 ピエロ イソギンチャク 海中源氏 和 雅
   

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2007年03月23日

葵の上



 のぼりぬる煙はそれとわかねども なべて雲居のあはれなるかな

天に向かって駆けていくような凛とした表情のハナビラクマノミ。お互いの幼さゆえに想いを通わせぬまま若くして逝った光る君の最初の北の方。

和名:ハナビラクマノミ
学名:Amphiprion perideraion
撮影地:沖縄県座間味村チシ
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:ピンクイメージ 桜の花びらのイメージ ピンク Pink Anemone Fish
  

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2007年03月23日

朧月夜



 深き夜のあはれを知るも入る月の ぼろけならぬ契りとぞ思ふ

ウツボ、ウツボと毛嫌いしてはいけない。なかにはこんなに艶やかなウツボもいるのである。月夜の夜に源氏と出会い、東宮妃となってからも密かに情を重ね続けた、源氏の政敵の娘。

和名:ハナヒゲウツボ
学名:Rhinomuraena quaesita
撮影地:沖縄県座間味村男岩
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:ブルーイメージ 青 Ribon eel リボン ウツボ 雅 海中源氏シリーズ 和
  

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2007年03月19日

逢瀬



月光の下、恋人達の逢瀬が繰り広げられる。。いつもは単独でいるハナヒゲウツボも、恋の季節には同じ穴にカップルが同居する姿が見られるようになる。源氏の時代は通い婚だったが、ハナヒゲウツボの世界はどうなのだろうか。

和名:ハナヒゲウツボ
学名:Rhinomuraena quaesita
撮影地:沖縄県座間味村男岩
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード: ペア つがい ブルーイメージ 青 Ribon eel リボン ウツボ  

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2007年03月17日

桐壷



 限りとて別るる道の悲しさに いまかほしきは命なりけり

内裏深く舞い落ちた儚くも美しいひとひらの「はなびら」は、源氏の母君、桐壷の更衣である。後宮に同居する大型のクマノミにいじめられて、あまり大きくなることができない。日本的な色彩で気に入っている作品である。

和名:ハナビラクマノミ
学名:Amphiprion perideraion
撮影地:沖縄県座間味村チシ
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:ピンクイメージ 桜の花びらのイメージ ピンク Pink Anemone Fish 海中源氏物語 和 雅   

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2007年03月17日

源典侍



 君し来は手なれの駒に刈り飼はむ 盛りすぎたる下葉なりとも

海底をふらふらと漂っているミナミハコフグは内裏一の好き者のおばあちゃん、源典侍(げんのないしのすけ)。いやはや源氏の守備範囲の広いこと。実はこの魚は幼魚なのでちょっと気が引けるが、このさい目をつぶろう。

和名:ミナミハコフグ
学名:Ostracion cubicus
撮影地:沖縄県読谷村残波岬沖
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:幼魚 黄色 水玉模様 ソフトフォーカス 柔らか おちょぼ口 サイコロ てんちゃん 源氏 和 雅
  

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2007年03月14日

花散里



橘の香をなつかしみほととぎす 花散る里をたずねてぞとふ

  ちょっとぽっちゃりとした風体と美しい山吹色が、夏のイメージを持った花散里の君にぴったりである。黄色という色は水中でもけっこう目立つもので、真っ赤なイソバナを住み処にしていたこのヤマブキスズメダイ。そんなに目立って大丈夫?と言いたいところ。

和名:ヤマブキスズメダイ
学名:Amblyglyphidodon aureus
撮影地:沖縄県読谷村残波岬沖
原版フォーマット:35mm レンズ:85mm soft lens
キーワード:黄色 やまぶき ソフトフォーカス 柔らか オリジナル  

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